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今からでも間に合う!夏休みの宿題と家庭学習

はじめに

長い夏休みがスタートすると、家族旅行やキャンプなど楽しい計画がもりだくさんでしょう。

 

しかし保護者の皆さまからすると、お子さまには「夏休み中も遊びだけでなく勉強もしてほしい!」という思いがあるのではないかと思います。規律ある夏休みの過ごし方と家庭学習を考えてみました。

 

 

家庭学習の習慣化は、規則正しい生活から!

夏休み中、日々の学習を習慣にするには、まずは規則正しい生活をすることです。学校がある日と同様に、起床時間・就寝時間・食事時間は固定しましょう。

 

また、冷たいものやお菓子を食べすぎて体調を崩さないよう、食事内容にも気を配りましょう。きちんと規則正しい時間にバランスの良い食事をすることで、間食も控えることができ、自然と一日のリズムが保たれるでしょう。

 

子どもと一緒に夏休みの計画を考えましょう

低学年の場合は1日ごとに計画をたて、勉強時間と内容、お手伝いの時間、遊ぶ時間を細かく決めます。もちろん、それを守ることができる範囲が良いでしょう。あまりにもタイトだとお子さまも保護者の方も疲れることになるかと思います。夜に1日を振り返り、計画通りにできた部分があれば、ほめてあげて次につながるようモチベーションをアップさせましょう。

 

高学年は1週間ごとの計画で良いでしょう。勉強以外にも、「25メートル泳げるようになる!」など、夏休み中に絶対に達成したい目標をたてると、より多くの力が身につくため、夏休みを充実したものにできるでしょう。

 

夏休みの家庭学習のヒント ~小学生の場合~

小学生の家庭学習時間は、宿題以外に「学年×10分」と言われているそうです。でもこれは学校があるときです。夏休みは時間があるので、その倍は学習時間にあてることがのぞましいみたいですね。

 

例えば小3なら朝に30分、夜に30分と分ければ飽きることもないでしょう。コツコツ積み重ねて勉強するクセを付けるのも、夏休みだからこそできることではないでしょうか。

 

得意な科目からまずは伸ばそう

学習内容は、中学受験をしない場合、苦手教科にしぶしぶ取り組む必要はな意と思います。「好きな算数は完璧にする!」と決めて教科書や市販の問題集できっちり復習し、余裕があれば2学期の予習も少しするほうが効果的ではないでしょうか。

そうすることで2学期になって算数の成績がぐんと上がり、その喜びから他の教科もがんばろう!という前向きな気持ちになれますよね。

 

特におすすめは日記です。ニュースやアニメの感想、創作文でもよいので、毎日200字位の短文を「他人に伝わるように」「わかりやすく」書くことで、文章力はもちろん、読解力・記述力がつき学力向上につながります。

 

夏休みの家庭学習のヒント ~中学1・2年生の場合~

中1・中2はまだ受験には時間があるので、のんびり過ごしてしまうかもしれません。しかし高校入試の範囲は1・2年の学習内容も入るため、夏休み中にしっかり復習をしましょう。

 

「部活で疲れて夜は寝てしまう」という場合は、朝早く起きて1、2時間勉強するなどの工夫をしてください。

 

大事なのは目標と計画をたてることです。

計画は40日分を一気にたてると計画倒れになるため、7月・8月前半・8月後半と3期間に分けるとよいでしょう。7月は宿題と教科書の総復習、8月前半はワークのやり直し、など具体的に計画します。3期間に分けておけば計画の練り直しもかんたんです。

 

なかでも重点的に勉強すべきなのは数学と英語です。数学・英語は積み上げ式の科目のため、一つの単元でつまずくと次の単元も理解できません。長期の休み中に、基礎を固めておくことがとても大事です。

 

受験生は待ったなし!長時間机に向かえる「受験体力」を! ~中学3年生の場合~

「夏は受験の天王山」と言われるように、中3は夏休みの頑張りしだいで受験の結果が違ってきます。中2まではテストで良い点数を取っていた子が、中3になると1・2年の学習内容を忘れてしまい成績が下がった、という話はよくあります。2学期になるとまた新しい単元の学習、定期テスト対策などで忙しくなります。

 

夏休み中に必ず、徹底的に1・2年の復習をしましょう。

 

受験生ですから勉強時間はたっぷりと

適当に休憩を入れながら、1日に最低4~6時間以上は必要です。自分ひとりの勉強ははかどらない!という場合は塾の夏期講習に参加するのも一案です。将来の大学受験を見据えて、勉強への集中力を持続できる「受験体力」を今からつけておきましょう。

おわりに

子どもの家庭学習のサポートは大切な保護者の役割です。しかし、勉強ばかりの毎日だとせっかくの夏休みなのにちょっと寂しいですよね。家族で夏休みを楽しみつつ、家庭学習にも力を入れられるよう工夫していきましょう。

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