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本当に持たせても大丈夫?中学生のスマホ事情

スマホって中学生だと、どのくらいの割合が持ってるの?

 

「スマホ、みんな、持ってるよ!だから買って!」

 

このように連日ねだられている保護者の方も多いかもしれませんね。

調査機関によって多少の違いはありますが、2015年の調査ではスマートフォンの所持率が全国平均で8割近くになり、最も多かったのは神奈川県で、実に9割近くも所持しているそうです。

 

いっぽう最下位の鳥取県でも6割を超えているようなので、所持率はかなり高いのだな、というのが率直な感想です。

もはや持っていない中学生のほうが少なくなってきていることに驚きを感じます。

 

 

スマホを持っていない子は携帯も持っていないの?

中学生と小学生のお子さまをお持ちになる保護者の方に話を聞きましたが、中学生になるとキッズ・ケータイも卒業し、携帯電話やスマホにグレード・アップしていくそうです。

おけいこ事や塾で帰りが遅くなることもあるため、防犯の意味で持たせるという家庭も少なくはなく、むしろ持たせないと心配だとおっしゃる方が多いそうです。

また、スマホや携帯電話などの連絡手段のツールを持っていないというだけで、仲間外れにされたり、いじめられたりするケースもあるようです。

 

電子機器は成長期の健康の妨げになることも……

お子さまの健全な成長を阻害するリスクがあることはご存知でしょうか。

スマホに限らず、パソコンやタブレットなどの電子機器を使い続けた結果、平衡感覚が失われやすいという報告があります。

お子様は目をつぶった状態で、どのくらいの時間、片足立ちができるでしょうか?中学生なら60~70秒はできてほしいところです。

単純に体力不足ということもありますが、いずれにしても気になるところではあります。

 

次に、右手と左手の人差し指の先同士をくっつけてみてください。手のひらを内側にして、ゆっくり胸元の中央で出会う感じで試してみましょう。平衡感覚が異常だと、指先はピタリとは合わず、すれ違ってしまうそうです。

まだ電子機器が今より発達してなかった時代と比べると、これができない子どもが増えてきているのは現代特有の問題のようです。健康の妨げにならない使用を心がけましょう。

 

いつの間にか危険にさらされていても気が付かないことがある

犯罪に巻き込まれる可能性も大いにあります。

SNSやLINEの機能、有害サイトの閲覧を制限するフィルター機能はご存知ですか?現在、未成年者がスマホを契約する際はキャリア・ショップでもフィルター機能をかけることを推奨していますが、スマホ本体を譲渡される場合など、実際にはフィルター機能を利用していないケースが多いようです。

購入後は必ず保護者がチェックすることをおすすめします。

 

フィルター機能を利用すれば安心?そんなことはありません!

フィルター機能を利用していれば安心かというとそうでもなく、意外と簡単に外せてしまうらしいですね。やはり、万が一のことを考えて、ふだんからお子様の意識付けは必要かもしれません。

 

「スマホ、買ってもらったの!」

 

クラス・メートに見せた瞬間に取り上げられ、返ってきたときにはLINEの登録がされていて、知らないお友だちのグループに入っていたなんていう話を聞いたことがあります。また、SNSのフォロワーを競って、全く知らない人をお友だち登録してしまう子もいるとか……。プロフ(プロフィール)に本名や住所などの個人情報を書き込んでしまう子もいます。本名を書きこんでしまうと、ネット上で名前を検索された場合に検索結果として出てくる恐れがあります。

そこに住所や個人情報が書き込まれていたり、本人の顔画像が載っていたら大変です。

 

ニュースでよく耳にする、歩きスマホ問題や性犯罪ばかりではなく、このように身近でも危険なことが起き得ます。これをしたら、どうなるのか、あれをしたら、なぜいけないのか、疑わない純粋さが危ういところではないでしょうか。普段から自分の情報を書き込まないようにすること、また他人に書き込まれないようにすることや他人の情報も書き込まないことも同時に徹底しておくことをおすすめします。

 

特に怖いのは、画像やスクリーンショット!

友だちと撮った写真をSNSやLINEにアップロードすることを多くの人が行っています。顔を見ることができて楽しいし、みんなにも見てほしいものですよね。

しかし、ネット上にアップロードされた画像や動画は、一度出回ると完全に消去することが難しいのです。それは一つの画像を消去しても、他人がその画像を持っていてアップロードしたりすればまた出回ってしまうからです。

 

SNSでは他人の写真を簡単にはダウンロードができないようになっているものもあります。しかしそれで安心はできません!スクリーンショットと言って、画面ごと保存できる機能もあります。

このスクリーンショットは画像だけではなく、表示している画面全体を保存できるため、メールやLINEなど文章を画像化し、「あのときこう言っていたよね?」などやりとりの証拠として保存され、いじめやけんかの発端になったりするそうです。

LINEで送った画像も簡単に保存ができるため、個別で送ったのにいつの間にか共有されていることも少なくはありません。

 

ネット上にアップロードされたものは誰でも保存でき、撮った本人ではなくダウンロードした他人がアップロードできてしまうのが怖いところです。(画像アップロードの危険性についての記事はこちら)

 

正しく使えば便利なスマホ

もちろん、マイナス面ばかりではありません。

 

GPS機能を利用することで、お子様が今、どこにいるのかを把握できるし、困ったことがあればお子様から保護者の方へ連絡だってできます。お仕事の関係でお父様、お母様、お子様、それぞれが違う家に住んでいるというご家族を筆者は知っていますが、家族間に限ってLINEで連絡を取り合っているそうです。

 

この場合とても便利ですよね。

 

また、難しい年ごろになって、めっきり会話が少なくなった親子がスマホを通して話題ができたという話も聞きます。部活の試合などの送迎時にも便利なものです。スマホを正しく使って、上手にご家庭へ取り入れてみてください。

 

おわりに

みんな持っているから欲しくなるスマホ、というだけでなく、もはや無いと不便になってきた世の中です。買い与えないことのほうが難しくなってきましたし、いつかは持つことになる可能性の高いツールです。お子さまとスマホが上手に付き合うということは、お子さまと保護者の方との付き合い方に似ているかもしれません。

 

普段から何でも話して相談できる環境にし、きたるべきスマホデビューを安心して迎えられるようにしたいですね。

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