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どっちが子どもに合ってる?二学期制と三学期制の特徴やメリット・デメリット

はじめに 学期とは

学校の課程は1年間を学期という単位で分かれています。日本では多くの学校が三学期制と二学期制をとっているのではないでしょうか。

 

どのような違いがあるのかを見ていきましょう。

 

二学期制とは

学校の1年間の課程を2つに分割したことを言います。

新学習指導要領と完全学校週5日制以降、学習時間が減ってしまうことを懸念し、授業時間を増やすために二学期制に切り替える学校が増えてきたそうです。

 

三学期制とは

学校の1年間の課程を3つに分割したことを言います。

二学期制が導入される前は三学期制が主流とされていました。筆者も三学期制の学校に通っていましたが、当時は二学期制という言葉は聞いたことがありませんでした。

 

二学期制のメリット・デメリット

まず学期毎に行う定期考査が減ることがあげられます。ただし、裏を返せば一度のテスト範囲が広くなるということです。また、テストが少ないことを懸念して中間テストを増やしたりするため、結果的には三学期制と変わらないか、それ以上のテスト量になることがあるそうです。

また、秋休みを設けている学校もあるそうですが、そのぶん夏休みが短くなるなど、休暇の調整がはいるところが多いみたいです。

さらに通知表が夏休み前や冬休み前ではなく前期終了となる秋、後期終了となる春の2回もらうことになります。

 

三学期制のメリット・デメリット

三学期制は二学期制に比べると、定期考査の回数は増えるため、一度のテスト範囲は狭まると言われています。

秋休みがない代わりに、夏休みも短くなることはありません。

通知表は春休み、夏休み、冬休みの前の計3回もらうことになります。

 

二学期制と三学期制の違いかで、どちらの学校が良いかは選べない!

上記の違いだけではどちらの学校が良いか一概には言えません。それぞれにメリットやデメリットなど特徴があります。

二学期制は、通知表が夏休みや冬休みに確認できないと苦手な科目がわからないので、せっかくの大型休暇なのに改善策が立てられないという声を多く聞きます。しかし、二学期制にして授業時間数の確保ができているのでよい、という声も聞きます。

 

また、三学期制は夏休みが長い分どうしてもだらけた生活になってしまうと聞きますが、旅行など計画も立てやすいので思い出づくりなど、長期休暇でしか体験できないことも味わえるのではないでしょうか。

 

二学期制の学校か三学期制の学校かは事前に確認することをおすすめします

通学区域によって通う学校を指定されている場合、その学校が二学期制か三学期制か事前に把握しておくべきでしょう。入学前にどちらの制度であるかを確認し、この制度の特徴をよく理解してお子様が学習のペースをつかめるようにすることが大切かと思います。

 

おわりに 二学期制の学校と三学期制の学校が選べるなら……

学校選択制で複数の学校を選択できる場合、二学期制や三学期制を基準に考えるのも一つの手段かもしれません。

どちらが自分のお子様に合っているか、将来的にどちらのほうが学習しやすいかご検討下さい。

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