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高校受験特集③ 基本的な高校受験について

はじめに

公立中学校に通う子供のほとんどは、高校受験が初めての受験になります。毎日予復習をしたり、定期テスト前の勉強に励んでいても、初めての受験となると、どの時期に何があるのか、いつまでに何をすればいいのか分からないという子供は多いですし、また入試に関する制度や仕組みは頻繁に見直されるので、正確に把握していない保護者もたくさんいます。

 

今回は、スケジュールや試験の種類などといった受験にまつわる基本的なお話をしていきます。

 

 

受験に向けたスケジュール

夏休みに入ると、多くの学校で三者面談が行われます。学校生活の様子や成績、志望校などを話し、中にはどのように夏休みを過ごしたらいいか勉強の仕方をアドバイスしてくれる教員もいます。

夏休みから秋までは高校の学校説明会が順次行われます。高校での見学・説明会を行ったり、高校の教員が中学校に出向いて自校をPRをしたりとやり方は様々ですが、ほとんどの高校が高校内での説明会を行います。

 

モチベーションアップや志望校を決めるきっかけにもなるので、いろんな説明会に足を運んでみてください。

 

夏休みが明けると模試が行われるようになります。回数や時期は学校、模試の種類によって違いますが、夏休みの勉強の成果を確認するためにまず9月に1回受け、10月か11月に1回、そして冬休みに入る前のチェックとして12月に受けるといいでしょう。願書は入試の2~3週間前に提出します。試験日は、私立高校と国立高校が1月中旬から2月中旬、高専は2月中下旬、公立高校は2月下旬から3月初旬に行われます。

 

受験の種類

入試制度は都道府県や校種によってことなりますが、大きく分けて一般入試と推薦入試の2つあります。

 

・推薦入試

 

学力試験は行わず、内申点や学校外活動実績など成績だけでは窺えない生徒の内面を見る試験です。試験内容は一般的に面接や集団討論、実技を行い、スポーツや芸術系の学科だと実技試験も課されます。推薦は合格したら入学するという約束があります。合格後に辞退すると、次年度からその中学校からの推薦合格が厳しくなるなど後輩にも影響が出てしまいます。志望校にまだ迷いがある場合は、推薦を受けるのはやめましょう。

 

・一般入試

 

学力試験と内申点を合わせた総合得点順、また面接や実技などの試験も行う学校はさらにそれらの得点を加えた総合得点順に合否が決まります。学力試験は国語、数学、英語、理科、社会の5教科各100点の合計500点満点です。中には、理数系学科では数学や理科を1.5倍、外国語学科では英語を2倍などと傾斜配点するところもあります。

 

受験料や受験会場は?

受験料も各都道府県や校種によって異なります。公立高校の場合は2200円前後ですが、国立高校は約1万円、高専は約16000円、私立高校は2~3万円となっていて、銀行やコンビニなどで支払います。一般的な支払いは出願期間中ですが、中には出願期間より若干早めに締め切るところもあります。お金を支払い忘れて出願できなかったという話も聞いたことがあります。せっかく勉強したのに、勉強以外のところでつまづいてはもったいないですし、必ず支払期限は確認しましょう。

 

試験会場は基本的に受験先の高校となります。実家から遠いところの高校を受ける際は、早めに会場近くのホテルを予約して前泊すると、当日余裕をもって行動できます。

 

おわりに

受験や入試にめぐる動きは、ほぼ毎年変わると言っても過言ではないほど、頻繁に制度が見直されるようです。「上の兄弟がいたからわかっている」と油断をしていたら、いざ本番近くなって変更点が多々あると非常に焦ることになるでしょう。特に受験生のいる家庭では、受験に関する学校からの配布物や独自での情報収集をしっかり行うことをおすすめします。

 

また面接や討論を行う高校もおおいですが、直前に慌てて対策した付け焼刃な意見や、生活習慣・マナーは分かってしまうものです。面接官はたくさんの人を見てきている面接のプロなので、そういうところはすぐに見破ります。そういった部分は必ず自分のものにしてから挑みましょう。

 

将来が大きく左右する高校受験に備えて、日頃から規則正しい生活や気持ちの良いマナー、自分の意見を持てるよう子供に意識させましょう。

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