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必ず知っておくべき!入学式中のマナー

はじめに

小学校入学式に参加するには、家庭によって服の他にも色々と準備が必要です。主役の下に乳幼児のお子さまがいる家庭は、当日どこかに預けるか、もしくは式典中静かにできるよう対策しなければなりませんし、祖父母も入学式に参加したいというご家庭だと、まず学校が祖父母席を用意しているか確認を取る必要もあります。

 

そのほかにも式典中、保護者が気を付けたいマナーもあります。子供の晴れ舞台をみんなで気持ちよくお祝いできるよう、気を付けたい点をご紹介します。

 

 

未就学児の参列はどうするべき?

幼い兄弟がいる場合は、入学式に連れて行くか、それとも誰かに預けるか迷うところです。小学校の場合は、式の所要時間は平均1時間弱ですが、式の後は各教室で担任の先生からの説明や教科書・プリント配布などがあるので、最低2時間は学校にいることになります。保育園や身内に預けられる家庭なら問題ありませんが、そうはいかない家庭もあります。

 

一緒に参加する場合は、いつもより早く起こして式の時に眠気を誘ったり、愚図ったときにすぐ退席できるよう後ろや端の席に座ったり、ガサガサ音のならないお菓子を持っていくとよいでしょう。また兄弟の服装は、主役の子供より目立つ服装はもちろんNGです。カーディガンを羽織るなど軽めのフォーマルで十分です。

 

祖父母の参列について

孫の晴れ姿を見たい祖父母の方たちは多いと思いますが、実は最近の入学式は、体育館の収容人数の都合で出席を断っている学校もあります。学校によっては少し余分に席を準備したり、体育館の後ろの方で立ち見が可能だったりしますが、年配の方は1時間弱も立っているのは大変ですし、後ろだとあまりよく見えないですよね。

 

ご両親の負担のためにも、事前に学校に問い合わせて確認しましょう。また入学式に行かない場合は、店を予約してお祝いの膳を囲んだり、自宅でパーティーを開くのもいいですね。そのときはぜひランドセル姿や式の写真、ビデオを見せてあげてください。

 

式典中のマナー①カメラ撮影は周りへの配慮を

分かっているつもりでも、いざ式典になると夢中になって忘れてしまう…それはわが子の撮影です。入学式にカメラを持ち込む家庭は多いはず。最近ではスマートフォンで誰でも動画や写真が残せるようになりましたが、そのため保護者のマナー違反が特に目立つのが撮影時なのです。

 

子供の入退場時、名前を呼んだり手を振ったりして子供に目線を向かることや、保護者席から中腰になったり腕を伸ばしたりして撮影するのはNG。「少しだから大丈夫」という気持ちでいると、厳かな雰囲気を壊したり、周りの保護者の邪魔になります。少しでもいい角度、近い場所で子供の姿をカメラに収めたいですが、我が子の姿をしっかり見たいのは周りの親も同じ。前の席の人のせいで我が子が見えなくなったらいい気分はしないですよね。

 

学校側があらかじめ撮影スポットを指定しているケースもありますし、指定のない場合は会場の脇か後ろに立って撮影しましょう。撮影後は他の方に場所を譲る気遣いも大切です。そのほか、特に携帯電話で撮影する時はシャッター音が出ないマナーカメラのアプリを使うなどの配慮も行いましょう。

 

式典中のマナー②式典前と最中は必要最低限の会話で

式典中はもちろん、校内に入ったら式典前も必要最低限の会話は控えましょう。本人たちは小さな声で話しているつもりでも、会場は静かなので周りにとっては耳障りです。また他の人がせっかく撮影したビデオに、おしゃべりの声が入ってしまう可能性もあります。

 

式典前も控えるのには、自分や子供の印象を守るためにもなります。学校側や席近くの保護者は、子供だけではなく親の様子も見ていて、空気を読まない不必要なおしゃべりは悪い印象につながります。小学校は子供が6年間もお世話になるところです。少しでもお互い気持ちよく過ごすためにも、子供の見本になれるよう姿勢を正して臨みましょう。

 

おわりに

いろいろと準備することがあって負担に思うかもしれませんが、これも子どもの成長途中を祝える、親の嬉しい役割です。また2番目の子供の入学式でも、入学年度や地域によって入学式の雰囲気は違います。もし近くに同じ小学校に通う子供や、同じ新入学児童の親がいたら、事前に情報交換するのもおススメです。

 

楽しみながら準備を進めていってくださいね。

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