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中高一貫校特集①第一志望の学校は必ず行っておきたい 学校説明会について

はじめに

小学校高学年のお子さんをお持ちのご家庭では、進学先を公立か私立中学かで悩まれていることも多いのではないでしょうか?そしてできれば6年間の一貫教育で……という親御さんも少なくないはずです。難関校だけでなく、その目標に向けてはいろいろな準備や取り掛かるタイミングがあります。

 

では、手始めに何をどう進めていけばいいのか。受験においての心構えと、実際に学校が開催する説明会とはどんなものかについてご紹介します。

 

 

中学受験をするにあたって

あくまでもお子さんの将来のため、校区外の中学を目指すわけですから、基本的に小学校側からのサポートはあまり望まれない方がいいかもしれません。小学校でも二者面談や三者面談といった場面で進学を含むお話はされるでしょうが、中学受験に関しては高校と違い、偏差値などの線引きが全てではないそうです。親御さんが望まれる教育の場を選択し、お子さんがその環境に順応していけるかも大切なポイントかもしれませんね。

 

中高一貫となると、6年間も同じ学び舎で過ごすのですから、そこはお子さんと十分に話し合っておく必要があります。

 

学校説明会に参加するには?

最近では体験入学など、各学校が趣向をこらした内容で開催されるようですが、そのほとんどは夏休み期間中の7~8月に集中するようです。また地方によっては、いくつかの学校が一堂に会しての合同説明会を開いていますので、比較・検討したいという方には一度に多くの情報を手に入れるチャンスでしょう。

 

模擬授業などの形式をとる学校に関しては、ネット上などから事前に参加申し込みが必要な場合があり、必要によっては塾の講師などから情報を得ることも可能かと思いますので、上手にコミュニケーションを取りながら進めて下さい。

 

学校説明会ってどんなことをするの?

一般的な傾向としての説明会は、単に説明を聞くだけではなく、制服や年間行事のスナップ写真、実際に在校生が作成した作品の展示や、授業内容などを視覚的に模擬体験できるブースが用意されています。学校独自の取り組みには、一貫教育ならではの様々なカリキュラムも盛り込まれているはずです。実際に卒業までどの程度費用がかかるかなど、親としては避けて通れない内容もあるはずですからこの機会に確認しておくといいでしょう。

 

説明会は試験ではありません。お子さんと楽しみながら学校体験をする気持ちで参加しましょう。

 

参加するとき、何か準備が必要?

基本は筆記用具程度で十分かと思います。学校の設備によって上履きなどを指定されなければ、あえて準備していく必要はありません。説明会=面接ではないので、お子さんの場合は制服を着るだけで良いでしょう。

 

私服で登校されているなら、ジャージなどラフ過ぎる服装を避ければ問題はないでしょう。親御さんも華美になり過ぎないよう注意して下さい。もちろんスーツ着用でなくとも構いませんし、授業参観のときのような服装だと想像がつきやすいかもしれません。

 

中には、午前・午後の二部構成で説明会を実施されるところもあるようですが、施設の整った私立の学校ではあらかじめ学食を開放するなど、それ自体もセールスポイントとなるような仕組みになっていますので見学のついでに利用するという手もあります。

 

おわりに

大切なお子さんの将来を思えばこそ、より良い環境で教育を受けさせたいと望むのは、親として当然のことです。その一つの選択が中学受験ではないでしょうか?

 

合格までの道のり、親と子それぞれに乗り越えるべき山はありますが、越えなければその先の景色を見ることはできません。一緒になって頑張った先には素晴らしい光景が待っているかもしれませんね。

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