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ガッコム安全ナビ 不審者・治安情報の動向調査(2020年10月~12月)

治安情報サイト「ガッコム安全ナビ」に掲載されている情報を元に、2020年度第3四半期(10月~12月)に発生した不審者・動物出没・傷害等の各事件に関する統計情報を下記と通りまとめました。

 

調査対象日:2020年10月1日~2020年12月31日

調査対象:治安情報サイト「ガッコム安全ナビ」に掲載されている不審者・治安情報

 

事件種別の傾向

 

■火災の増加傾向

 今四半期では前四半期に比べて火災の報告件数が約1.4倍とやや増加傾向にありました。この増加傾向は例年と同水準になります。秋から冬にかけて暖房器具の使用頻度が高まることや、空気が乾燥することなどが火災事故の要因の一つと考えられます。

 また、強風注意報などが発表された日には同時に火災予防の呼びかけも行われています。風が強い日に外で火を扱うと、周囲に燃え移ったり大火になったりする恐れがあるため、火の取り扱いには十分に注意しましょう。

 

■病気・衛生情報は前四半期に続き減少傾向に

 病気・衛生情報は前四半期に続き、4割ほどの減少傾向がみられました。情報の多くは前四半期に続き新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する内容となっています。

 例年ではインフルエンザが流行する季節のため注意喚起が行われる時期ですが、コロナウイルスにより感染予防対策の意識が高まったこともあり、今四半期は減少傾向にありました。そのため、次四半期もインフルエンザ以上にコロナウイルスに関する注意喚起の報告が続くことが予想されます。

 冬場は換気がおろそかになりがちですが、空気の入れ替えはこまめにすることや、手洗い・うがいでコロナウイルスやインフルエンザなど感染症予防を心がけましょう。

 

特徴の傾向

 

■厚手着衣の増加傾向

 今四半期は厚手着衣が増加の傾向となりました。増加した特徴は上着類が多くを占めています。また、減少した特徴は薄手の着衣や夏の小物類です。特にTシャツやポロシャツなど肌が多く露出するものが減少傾向となりました。これらの傾向は例年と同水準となります。次四半期ではさらに薄手の着衣は減少傾向となり、厚手着衣の増加傾向が予想されます。

 

特徴の色の傾向

 

■特徴色は明るい色が減少傾向に

 不審者の特徴で最も多かったのは黒色(50.4%)で、次いで2位が白色(16.2%)、3位が青色(8.4%)、4位が灰色(8.1%)という結果になりました。どの四半期を見ても同様の色が上位の結果となっていますが、今四半期では前四半期に比べ、白色、水色、ピンク色など夏の着衣に多い明るい色が減少傾向となりました。

 

■暗い色は増加傾向に

 前四半期に比べて、今四半期は黒色、茶色、灰色などの暗い色が増加傾向にありました。暗い色は冬の着衣で多くみられるため、さらに寒くなる次四半期も引き続き増加が予想されます。

<前四半期から今四半期で増えた特徴を集めたアバターと減った特徴を集めたアバター>

 

発生時間の傾向

 

■盗撮被害は通学・通勤や帰宅の時間帯に集中

 盗撮被害の報告件数は、7:00~9:00の間と、14:00~18:00の間に増加傾向が見られました。特に14:00~18:00は報告件数の約5割が集中しています。今四半期では前四半期と比べて18:00以降の報告が減少傾向のため、日照時間の短くなったことが要因の一つと考えられます。

 次四半期もさらに日照時間が短くなるため、同水準の増加傾向が予想されます。日没の時間帯は辺りが暗くなり始めるため、周囲の警戒は引き続き必要です。

 

■火災の報告は日中帯に増加傾向

 事件種別の傾向でも述べましたが、今四半期では火災の報告が増加傾向にあります。8:00~20:00は特に増加傾向にあり、報告件数の約7割を占めており、外出する日中帯に火災が集中していることが見受けられます。この増加傾向は例年と同水準となります。

 暖房器具などを消し忘れて学校や仕事などに出かけてしまうことが火災の要因の一つと考えられます。次四半期も寒さが続くため、引き続き外出の際は火の元の確認をして出かけることをおすすめします。

 

※ガッコム安全ナビは、主に自治体や警察署等からの配信を元にしています。自治体や警察署によって配信ルールが異なるため、実際の事件傾向とは必ずしも一致していません。

※事件種別・特徴・特徴の色は、ガッコム安全ナビ独自のルールに則って仕分け・集計されています。

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