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ガッコム安全ナビ 不審者・治安情報の動向調査(2020年7月~9月)

治安情報サイト「ガッコム安全ナビ」に掲載されている情報を元に、2020年度第2四半期(7月~9月)に発生した不審者・動物出没・傷害等の各事件に関する統計情報を下記と通りまとめました。

 

調査対象日:2020年7月1日~2020年9月30日

調査対象:治安情報サイト「ガッコム安全ナビ」に掲載されている不審者・治安情報

 

事件種別の傾向

 

 

■動物出没が増加傾向に

 今四半期では前四半期に比べ動物出没の報告件数が約1.6倍と増加傾向にありました。この増加傾向は例年と同水準となります。報告で最も多い動物の種類は熊で、次いで猿、猪となります。熊は今四半期の報告件数の約7割を占めています。人ごみを避けたレジャー形態や、最近のキャンプブームなどで、山や川へ出かける人が増えているため、動物と遭遇する危険が高まることも予想されます。万が一、動物と遭遇したときの対策などをたてて出かけることをおすすめします。

 

■病気・衛生情報は減少傾向に

 前四半期では増加傾向がみられた病気・衛生情報ですが、今四半期では4割ほどの減少傾向がみられました。情報の多くは新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に関する内容で、前回と同様に各自治体は外出の自粛や予防策、感染症患者の発生状況、さらにコロナウイルス関連の特殊詐欺の注意喚起を呼び掛けています。

 次四半期からはインフルエンザにかんする情報が増加する見込みのため、今四半期よりも増加する傾向が予想されます。GoToトラベルが開始されたり、収容人数の規制を設けながらもスポーツ観戦やコンサートが再開されたりなど、少しずつ行動範囲が広がりつつあります。人の往来が増えることで懸念されている感染を防止するために、手洗い・うがい・マスク・ソーシャルディスタンスは必須だとされています。今後も引き続き注意が必要です。

 

特徴の傾向

 

 

■薄手着衣の増加傾向

 今四半期は前四半期と同様に薄手着衣が増加の傾向です。また、水着や下着などさらに薄手の着衣が増加にありました。この傾向は例年と同水準です。

 また、減少した特徴はフリースやダウンジャケットなど厚手の着です。この傾向もやはり例年と同水準です。次四半期では薄手の着衣は減少傾向となり、厚手の着衣が増加傾向が予想されます。

 

特徴の色の傾向

 

■特徴色は白が増加傾向に

 不審者の特徴で最も多かったのは黒色(47.2%)で、次いで2位が白色(20.2%)、3位が青色(8.8%)、4位が灰色(6.6%)という結果になりました。どの四半期を見ても同様の色が上位の結果となっていますが、前四半期と同様に、今四半期では白色が増加の傾向にありました。次四半期では黒色の増加が予想されます。

 

■前四半期よりもさらに水色やピンクが増加傾向に

 前四半期と同様に、水色やピンク色など鮮やかな色が増加傾向にありました。この増加傾向は例年と同水準です。次四半期ではこれらの色は減少傾向で、赤、茶色、灰色が増加傾向となる予想です。

<前四半期から今四半期で増えた特徴を集めたアバターと減った特徴を集めたアバター>

 

 

発生時間の傾向

 

 

■日中の動物情報が増加傾向に

 前四半期は8:00~18:00頃が特に報告件数が多いと述べましたが、今四半期も同様の傾向がみられました。動物の足跡やフンだけが発見されても注意喚起の呼びかけがあります。先ほども述べましたが、キャンプブームなどで夜も山や川で過ごす人もいるようです。夜間の報告は昼間に比べて少ないですが、動物は夜行性のため最も注意すべき時間帯です。正しい知識をもって自然の中で行動することをおすすめします。

 

■夜間のちかん情報が増加傾向

 今四半期では前四半期に比べて夕方から夜間にかけてのちかん情報が増加傾向となりました。特に前四半期では20:00以降の報告件数は減少傾向でしたが、今四半期では増加傾向が見られます。前四半期と比べると今四半期の20:00~0:00の報告件数は1.7倍ほど増加しています。夏場は事件の分散化が見られますが、特にちかんは増加傾向にあります。この増加傾向は例年と同水準となります。次四半期では減少傾向が予想されますが、注意が必要なことに変わりありません。

 

※ガッコム安全ナビは、主に自治体や警察署等からの配信を元にしています。自治体や警察署によって配信ルールが異なるため、実際の事件傾向とは必ずしも一致していません。

※事件種別・特徴・特徴の色は、ガッコム安全ナビ独自のルールに則って仕分け・集計されています。

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