今回はマックハッピーデー チャリティーオークションの取材にうかがいました。
皆様は「ドナルド・マクドナルド・ハウス」をご存知でしょうか。
ドナルド・マクドナルド・ハウスとは、病気のお子さまのご家族が利用できる滞在施設です。
お子さまが入院した際、もし自宅から遠い病院だったとしたら、ご家族は病院と自宅の往復で肉体的にも大きな疲労となったり、交通費がかかることで金銭的な負担も増えることになります。このようなことが原因でなかなか会いに行けなくなってしまうと、お子さまは不安で寂しい入院生活をおくることになってしまいます。
ドナルド・マクドナルド・ハウスは「不安が治癒を遅らせる」と考え、病気と闘うお子さまと、そのご家族の気持ちに寄り添い、自宅のようにくつろげる施設を提供しています。費用は1日あたり1人1000円で、日常生活がおくれるようキッチンやリビング、ベッドルームなどが完備されています。この場所から病院に通うと時間も費用も大幅に抑えられ、さまざまな負担が軽減されます。このハウスはアメリカから始まり、現在は世界で365の施設があり、そのうちの12施設が日本にあります。
このドナルド・マクドナルド・ハウスを支援するキャンペーンとして、10月28日は全国のマクドナルドで「マックハッピーデー」が実施されます。このキャンペーンは年に1度、ハッピーセットをお買い上げ1つにつき50円をマクドナルドがドナルド・マクドナルド・ハウスに寄付するものです。マックハッピーデーは約30年前にオーストラリアから始まり、アメリカやカナダ、アジアなどに広まり毎年おこなわれています。日本でも昨年からこのキャンペーンがスタートし、今年で2回目の開催となります。
さらに、今年はこのキャンペーンの一環として、10月15(月)~10月28日(日)の期間で「マックハッピーデー チャリティーオークション」が開催されます。ヤフオク!を通じて多くの芸能人・著名人が思い出のあるアイテムを出品し、その落札金額をすべて寄付するというものです。
本日のイベントでは出品者を代表し、アンバサダーを務める元サッカー選手の北澤豪さん、スペシャルサポーターの中山秀征さん、若槻千夏さんがゲストとして登場しました。
ゲストはマクドナルドカラーの衣装で登場。北澤さんの靴下はドナルドとおそろいの赤と白のボーダー
ゲストの三人ともお子さまがいらっしゃる「お父さん」「お母さん」であるため、やはりお子さまが病気になるという経験は少なからずあるようです。特に幼いときは入院もあったそうで、やはり心配であったり寂しい思いをさせたりするのが辛いとおっしゃっていました。そのため、このドナルド・マクドナルド・ハウスは「家族で利用できる」というのはとてもありがたい存在だと強く感じ、今回のチャリティーにも賛同したとお話しいただきました。
また、去年もこのチャリティーに参加した北澤さんは、スポーツを通してチャリティー活動や、ドナルド・マクドナルド・ハウスへの訪問をされていました。今後もさらに積極的な活動を予定しているそうです。
Jリーグ ヴェルディ川崎の選手だった当時のユニフォームにサインを入れて出品
さて、こちらの三人の出品アイテムもとても思い入れがあるアイテムばかりで、このチャリティーのために!と思い切って持ち寄ったそうです。ぜひヤフオク!をチェックしてみてください。
最後にゲスト三人からのメッセージです。
中山秀征さん
「これからも力を発揮していき、このマックハッピーデーの輪が広がってご家族の笑顔が絶えない日々が迎えられるようになればいいと思っています」
若槻千夏さん
「自分も幼い頃に入院し、両親がいないときは寂しかったです。このチャリティーではぜひ力になりたいので当日は家族で参加します」
北澤豪さん
「マックハッピーデーは50円が寄付される特別な日です。当日は僕もお店に行くので皆様ぜひご協力をお願いします!」