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いじめ特集② もしかしていじめに遭ってる?見逃さないでSOSのサイン!

はじめに

「周りとちょっと違うから」、「空気を読まなかったから」

 

こうした些細な原因で、いじめはどの子どもにも突然降りかかる可能性があります。特に現代は携帯電話やスマホが低年齢にも普及しているため、悲しいことに誰もが・いつでも・どこでも・気軽に、いじめができる環境にあり、また同時に誰もが被害者になる可能性があるのです。さらに今のいじめは、従来のいじめとは違い、周りに気づかれにくいことも深刻な問題の1つとなっています。

 

今回はいじめ被害の兆候や、親として何をするべきかについてお話したいと思います。

 

 

いじめ被害のサイン!SOSしっかり感じ取る

子どもがいじめにあっている場合、普段の生活で子どもが何らかのサインを出していることがあります。以下を参考にしてください。

 

・友達の話題を避けるようになった、遊びに行かなくなった

 

・成績が急に落ちる、勉強に集中できない

 

・ぼーっとしていることが増えた

 

・携帯の通知が頻繁になっているのに見ようとしない

 

・親が近づくと携帯の画面を隠したり、見ていたページを変えたりする

 

・急に甘えるようになった

 

・イライラして暴言を吐くようになった、感情の起伏が激しくなった

 

・朝学校に行きたがらない、体の不調を訴える

 

・必要以上のお金を求めてくる、家のお金を勝手に持ち出すようになる

 

 

サインは、いじめの不安やストレスで何も手につかず精神的に不安定になるほか、いじめ被害を避けるために頻繁に学校を休みたがったり、恐喝でお金を求められていたりなど様々な要因が絡んでいます。中には親にいじめられている事実を隠そうと、嘘の友達の話をする子どももいます。告げ口したと言われ、もっとひどいいじめになることを恐れて大事にしたくない子もいれば、いじめられていることが恥ずかしいと思う子どももいるそうです。

しかし、助けてほしくない、ほっておいてほしいということはないはずです。いじめのSOSは必ずどこかには出ています。家事や仕事で忙しい日々でも、日頃から子どもの様子に注意を払い、些細な変化にも気づくようにしましょう。

 

子どもがどうしたいかを尊重する

もし子どもにいじめ被害がありそうだと思ったら、静かでリラックスできる環境を作って焦らずにじっくりと子どもの話を聞きましょう。上記でも言いましたが、子どもは打ち明けていじめがますますひどくなることを心配したり、いじめられている自分が恥ずかしいと思うので、まずは子どもが本当のこと話すのに心配していることを理解してあげましょう。

 

感情的になった親が子どもの意向を無視して学校に乗り込んでも苦しいのは子どもですし、学校に行きにくくなるのも子どもです。また、いじめを受けていることに子どもが非があるというように責めては絶対にいけません。子どもも勇気を出して話してくれているのです。感情的になるのはもってのほか、途中で口を挟むのは避け、共感しながら寄り添うようにひたすら話を聞いてください。話を聞いた後は、子どもにどうしたいかを必ず聞きましょう。

 

あくまで大人は冷静に対処法を考えなければなりません。

 

証拠を押さえる

また同時に行うべきことは、「いじめの証拠」を押さえることです。学校や相手の子ども・親と話す機会にも証拠はとても役に立ちます。証拠には誹謗中傷を受けたメールや落書きされた教科書といった現物はもちろん、いつ誰にどういったことをされたかという子どもが書いたメモも有効です。

 

子ども自身は思い出すのは辛いですし、メールなどの現物は一刻も早く消し去りたいでしょう。そういう時は、子どもの携帯からデータを親の携帯やパソコンに転送するのも一つの手です。証拠は一つでも多い方がいいので、できるだけ残すようにしてください。

 

絶対的な味方であること

先ほども少し触れましたが、子どもからいじめの話を聞いている時など、

 

「どうしてそんなことで落ち込んでいるのか」、「この子がもっとこうだったら大丈夫だったのに」、などと子どもを責めてしまうような思いになるかもしれません。

 

しかし、それは絶対に子どもの前で口に出してはいけません。子どもはいじめを受けたことですでに心は傷だらけです。さらに追い打ちをかけるように家族に責められては、学校と家庭が世界のすべてである子どもにとって、心の居場所がなくなってしまいますし、子どもがいざという時に親を頼らなくなる可能性もあります。

 

いじめは最悪の結果として、自殺につながる恐れがあります。国の調査では、18歳未満の子どもの自殺が年間で最も多いのは夏休み明けだということが分かっています。子どもが辛そうにしていたら「無理して学校に行かなくていいんだよ」などの温かい声を、積極的にかけてあげてください。

 

おわりに

子どもがいじめを受けているのはとても辛いことです。つい感情的になって、子どもから根掘り葉掘り話を聞いたり、学校に押しかけたりしたくなるかもしれませんが、そこはぐっと堪えてください。一番重要なのは、親は何があっても一番に自分のことを考えてくれる、守ってくれる、と子どもに信頼されること。そして子どもがどうしたいかを尊重してから少しずつ行動することです。

 

子どもの世界はとてもとても狭いものです。まだその中でしか見えないことがたくさんあります。保護者の方ご自身も子どもの頃はそんなことがあったのではないでしょうか。子どもの辛さを一番に理解し、支えられるようになって子どもと一緒にいじめを乗り越えていきましょう。

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