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豊かな自然に囲まれ、友だちと長く付き合い信頼関係を築く!小規模校のメリット・デメリット

はじめに

みなさまが通われていた学校の全校人数はどのくらいか覚えていますか?

私が通っていた小学校では、全校児童数は120人程度でした。

この120人という数字が多いのか少ないのかは当時は全く気にしなかったのですが、このような記事を書くために学校の規模を調べていくうちに、小規模校だったということが分かりました。

今回は小規模校についてのお話です。

 

 

小規模校や大規模校など学校規模の分類ってどうやって決められているの?

学校の規模の分類の一つに、適正規模校があります。

適正規模校は学校規模の標準で、クラス数は12~18学級とされています。

この適正規模校のクラス数を上回ると大規模校と言われ、31学級以上になると過大規模校と呼ばれます。

小規模校は、適正規模校のクラス数を下回る学校のことを指します。小学校は11~6クラス、中学校は11~3クラスを小規模校と言い、それ以下のクラス数になると過小規模校と言われます。また、2つ以上の学年を合同にする複式学級をとる学校は、極小規模校と言われるようです。

私が通っていた小学校のクラス数は学年毎に一つで合計で6クラスなので小規模校と言えます。

 

小規模校の学習面でのメリット・デメリット

メリットとして、児童生徒ひとりひとりに対して目が行き届くため、個々の学習面の苦手箇所の把握がしやすく、早期にウィークポイントが解決がすることができると言われています。そうなれば授業でも主体的に関われるため、無関心になる児童生徒もいなくなるのではないでしょうか。

 

また、文化祭や体育祭なども大役がまわってきたりするなど、ひとりひとりの見せ場ができることは大きなポイントです。

 

デメリットで言われることは、人数が少ないと多様な意見に触れ合う機会があまりないことでしょう。グループワークなど、大人数でやる形態は自然と制限されることになり、文化祭や体育祭でも大規模な活動ができず、制約が生じやすくなることが懸念されます。

学生生活の中で、だれかと競ったり切磋琢磨する機会が少ないこともあげられます。

 

小規模校の学校生活でのメリット・デメリット

長い時間を過ごすため、児童生徒ひとりひとりの人間関係の結びつきが強固になったり、学年全員が顔見知りになることがメリットとしてあげられます。

また、別学年との交流もしやすく、縦の繋がりもでき、最終的には学校全員の名前と顔が一致する、ということもあるかと思います。筆者も小学校では学校全員が100名足らずだったため、学年問わずたいていの子の名前と顔は知っていました。友だちも学年にわたってできるので、面倒を見てもらったり、学年が上がると面倒を見る側になったりと、自然と年下から年上までの役割が学校生活の中で身に付きました。

さらに児童生徒会、委員会、班長など、いろんな場面で児童生徒ひとりひとりの活躍の場が設けやすいこともあります。役割を担うことは責任を負ったり、人を動かす力を学ぶことができる貴重な場だと思います。進路においても調査書に経歴として残すことができます。

 

デメリットとしては、毎年クラスが同じであれば、児童生徒の人間関係が固定になってしまいます。もちろん悪いことではありませんが、少し刺激が少ないような気もします。

 

男女比が極端に偏る場合もあり、男女で別れて行う授業(体育など)でも制約が生じてきます。部活動や委員会においても多様さが出せないこともあり、選択の幅が狭まることにもなります。

 

小規模校の学校側のメリット・デメリット

学校が一体となりやすいことが最大のメリットではないでしょうか。教職員間での意思疎通ができると学校を動かしやすくなります。

社会見学や校外学習などでも小規模だと受け入れ可能なところも増え、様々な場所を選ぶことができます。体育館やプール、特別教室の利用も順番を組みやすいため、決定するための時間や労力もわずかとなるでしょう。

 

デメリットとして、教職員数が少ないため、経験、特性を活かしたバランスのいい配置をすることが難しくなることがあげられます。

 

また、校外での研修や出張なども時間と折り合いがつかなければ参加することが難しくなるため、他学校の教職員とつながりがなかなか持てないこともあると聞きます。

 

小規模校の保護者のメリット・デメリット

メリットは学校との連携がとりやすくなることでしょう。保護者同士の繋がりもできるため、何かあれば互いに相談することもできます。保護者同士が密接になるということは、地域全体が密接になることになるため、学校と地域社会の繋がりも強固なものになるはずです。

 

地域全体が子どもを見守ることにより、社会の安全にも繋がるのではないでしょうか。

デメリットは、PTAなどのひとりにかかる負担が大きくなります。筆者の両親も何年か一度は役員になっていたため、やはり人数が少ないと何度も回ってくることになるのだと子どもながらに感じました。

 

おわりに

小規模校も大規模校もメリット、デメリットがそれぞれありますが、与えられた環境に適応して生活していけるように人間力を養うことが一番重要だと感じます。

参考:文部科学省 学校規模によるメリット・デメリット(例) http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/038/siryo/08120806/001.htm

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