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公立の小学校・中学校へ通う予定児童・生徒の保護者の方にはぜひ入学前に調べてほしい 通学区域について

はじめに 入学する公立の学校はどこ?

公立の学校は自分の住んでいる住所によって、入学する学校が指定されるのはご存知ですか?

今回は公立の学校で多く見られる「通学区域制度」についてお話します。

 

そもそも通学区域ってなに?わたしが通う公立学校はどこになるの?

公立の小学校や中学校には、各市区町村の教育委員会が定めた通学区域というものが存在します。公立学校ごとに各地域の住所が割り振られ、それぞれ自分の住所があてられた学校へ通うことになります。

 

また、このように就学すべき学校のことを、指定校と言うそうです。

 

就学予定のお子様がいるご家庭に度就時健康診断の通知が届き、そこに就学すべき指定校が記載されています。

 

また、地域によってはあらかじめ保護者に意見を聴取する学校選択制といった制度もあり、その場合は就学する学校を選ぶことができます。

 

通学区域を設定する目的とは?

教育委員会が就学するべき公立学校を指定している理由として、「就学が勝手に行われないため」「人気の学校に児童生徒が集まりすぎないため」、また「保護者や児童生徒にとって不公平にならないようにするため」が目的とされているようです。そのため、公立学校へ通う場合は自治体が定める通学区域に則ることが原則とされています。

 

通学区域の記載

通学区域の多くは下記のように町丁目、番地、番、号で記載されます。

 

【通学区域の主な例】

 

 

【その他記載例】

・○○川より南側、○○路線以北といった隔たりで区分け

 

 

・自治会、町内会、団地、棟など

 

 

・○○町全域、○○村全域など

 

 

土地勘のない人が見ると不思議な表記だと思われるかもしれませんが、その土地では馴染みのある呼び方だったりするそうです。また、各地の教育委員会が通学区域を設定しているので記載表現は様々です。

 

通学区域を知っておくことのメリット

通学区域を知っていることのメリットとしては、転居を考えている場合、子どもに通わせたい学校を事前に考慮して引っ越しができるということがあります。

 

例えばA町かB町のどちらに引っ越すか迷っていて、どちらも条件が同じだった場合、通学区域で判断してみましょう。A町の通学区域に指定されている学校の教育方針のほうが、自分の子どもに合っているので通わせたいと思うなら、A町に引っ越すのも選択肢になるはずです。

 

また、絶対に

通学区域を知らないと…通いたい学校の付近に住んだら通学区域が異なった例

学校が家の近くにあるからと言って、そこへ通えるとは限りません。

 

例えばA小学校の隣の物件に引っ越したとしても、この物件の住所がB小学校の通学区域に含まれていれば、いくらA小学校に近くてもB小学校へ通わなければなりません。もちろんのことですが、転居先の通学区域は必ず教育委員会などに確認しましょう。

 

友だちと再開! 通学区域に関する事例

同じ保育園だった友人が、小学校へ入学の際は通学区域が異なったため、別々の学校へ通うことになりましたが、中学ではまた通学区域が同じになったために再会するというケースもあります。

 

①同じ保育園だったAくんとBさん

 

②小学校は通学区域が異なったためにべつべつの学校へと入学することに

※赤色…Aくんの小学校の通学区域 黄色…Bさんの小学校の通学区域

 

③中学校の通学区域が同じになったため、再び同じ学校へ入学

※緑色…AくんとBさんの中学校の通学区域

 

どこに掲載されているの?通学区域の閲覧方法

市区町村のホームページや、例規集で掲載している場合があり、誰でも閲覧することが可能です。自治体の窓口でも案内があったりするので、必要な場合は問い合わせてみましょう。また、通学区域という呼び名は、ところ変われば、学区、校区、校下など様々な呼ばれ方をします。問い合わせをする場合に知っておくと便利かと思います。

 

住所を親戚の家に移して通いたい学校へ行くのはだめ?越境入学について

「どうしてもこの学校に通わせたい!」という思いから、越境入学を考える保護者の方もいらっしゃいます。中には希望の学校の通学区域の住所に子どもの住民票だけを移し、親戚の家から通っていることにする人もいるようです。越境入学を認めている地域もあれば、入学後に不正が明らかになった場合、正しい住所から通うべき学校に転校するように指示する地域もあるようです。

 

何より子どもが安全に学校へ通えることが大切

子どもが安全に学校へ通えることも、通学区域を決定する重要な要素の一つです。また、児童生徒の体力を配慮した通学距離を定めていますが、家から学校までの道のりが安全な通学路が確保できているか確かめておくことも必要ですよね。実際に通学路となる道をお子さまと事前に歩いてみることをおすすめします。

 

おわりに

通学区域は知っておくと役に立つことが多々あります。

 

特に入学前のお子様がいらっしゃる保護者の方には今後の学校選びに役立つので覚えておくことをおすすめします。

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