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食事のマナーの教え方

はじめに

人柄やどのような躾を受けてきたかが垣間見えるのが食事中のマナーだと、私は思います。

 

一緒にご飯を食べることで人と距離を縮められますが、反対にくちゃくちゃ食べや指し箸といったマナー違反で相手を不快な気持ちにさせてしまう事もあります。最近は共働き世帯の増加などで子どもの個食が増え、行儀よく食べられない子どもが多いそうです。食事のマナーを教えることは難しいですが、大人になってから癖を直すのは大変ですし恥もかいてしまいます。

 

そこで今回は食事のマナーに関して大人が気を付けることや対応について考えてみました。

 

 

箸の使い方、自信ありますか?

洋食が広く食べられるようになり、昔より箸を使う機会は減りましたが、日本はやはり和食中心です。食事作法は箸で始まり、箸で終わると言われるように、箸の使い方でマナーの印象が左右されます。

 

ところでみなさんはご自分の箸の使い方に自信はありますか?以前、目白大学が約8000人を対象に行った調査によると、正しく箸を使える大人はわずか3割程度にしか満たないこと、そして正しく使える人の割合は年々減少していることが分かったそうです。誰しもが昔身に着けたはずの箸の使い方は、意外と多くの大人が正しく使えていないみたいですね。子どもは大人の真似をしてしまうので、まずは大人から正しい箸の使い方をおさらいする必要があります。

 

大人が気を付けること

1つ目はテーブルに着いたらなるべく立ち歩かないようにすることです。特にお母さんは物を取ってくる役割になったり、早く食べ終わって片付けをし始めたりと家族が食べている時も動き回りがちです。そうすると特に幼い子どもは落ち着きませんし、食事中も歩き回っていいと誤解してしまうみたいです。

 

2つ目は食事の挨拶は家族揃って言うことでしょう。子どもが小さい頃は単に手を合わせるだけで十分です。言葉の意味が分かるようになったら、様々な命を頂いていることや、作った人への感謝の気持ちを込めることなどを教えることも大事です。また食べるときの姿勢も注意しましょう。姿勢は目の前で食べる大人が一番のお手本なのです。

 

最低限気を付けたいマナー

子どもの成長によって個人差はありますが、2~3歳ごろから食事のマナーを意識するといいでしょう。ここでは特に食事中人の目につきやすい事への対策を考えました。

 

【正しい箸の持ち方】

 

子どもがスプーンを下からしっかり持てるようになったら箸練習をスタートさせるタイミングです。あまりにも早く始めると、変な癖がついてしまう可能性があるので注意です。箸の練習にはしつけ箸が便利ですが、子どもによっては向き不向きがあるので、ここでは普通の箸を使った練習方法を紹介します。

まず鉛筆を持つように親指、人差し指、中指で箸を一本を持たせ、その状態で上下させます。上下に動かせるようになったら、親指側にもう一本の箸を差し、薬指の上に乗せて完成です。正しく持ち方ができるようになったら、決められた時間内に豆やお米を箸で何個運べるか、ゲーム式で鍛えるのもお勧めです。

 

【くちゃくちゃ食べの直し方】

 

くちゃくちゃ食べの原因には一口が多すぎる場合や、鼻呼吸がうまくできない、口の周りの筋肉が弱いことが主に考えられます。一口が多すぎる場合は大人が少しずつ食べるよう注意しましょう。口周りの筋肉を鍛えるには、「あ・い・う・え・お」とはっきり口を開いた後に、「ベー」と舌を思いっきり出すことで簡単に鍛えらます。

口呼吸は家庭での矯正はなかなか難しいかもしれません。口呼吸は乾燥した空気を直接取り込むので風邪の原因にもなりますし、鼻炎が原因で鼻呼吸がし辛い可能性もあります。心配な方は一度医療機関に見てもらうのも手です。

 

【綺麗な姿勢で食べる】

 

姿勢が悪いと見た目の悪さだけでなく、内臓が圧迫されてうまく消化機能が働かなくなってしまいます。正しい姿勢とは、テーブルにまっすぐ向いてイスに深く座り、テーブルと体の間に少しスペースを空け、足の裏がきちんと床についている状態です。足が遊んでいたり、胸より上にテーブルがある場合は、子どもにテーブルやイスのサイズが合っていないのでクッションを敷くなどして調節しましょう。

 

おわりに やっぱり楽しんで食べることが大事

これまで食事のマナーについて述べてきましたが、一番大事なのは家族みんなで楽しんで食卓を囲むことです。幼い頃にマナーをしつけようと大人が目を光らせすぎたり、怒ってばかりいると、子どもが食べること自体嫌になってしまう可能性があります。

 

注意するときは、頭ごなしに怒らずに理由を伝えること、そして出来たときにこそ思いっきり褒めることを忘れないでくださいね。

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