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ガッコム安全ナビ 不審者・治安情報の動向調査(2017年7月~9月)

治安情報サイト「ガッコム安全ナビ」に掲載されている情報を元に、2017年度第2四半期(7月~9月)に発生した不審者・動物出没・傷害等の各事件に関する統計情報を下記と通りまとめました。

 

調査対象日:2017年7月1日~2017年9月30日

調査対象:治安情報サイト「ガッコム安全ナビ」に掲載されている不審者・治安情報

 

事件種別の傾向

 

 

 

■前四半期に比べて今四半期はのぞきが増加

前四半期に比べ、今四半期で最も増加が著しかったのはのぞきの事件でした。前四半期(4月~6月)と比べると1.5倍ほど増えています。また、冬場である1~3月の数字を比べると増加は5倍でした。寒い季節よりも暑くなればなるほどのぞきの件数が増える傾向にあります。これは、窓やカーテンを開ける家庭が増えることで、外からのぞきやすくなることが原因の1つと考えられます。夏場の夜は涼しくなるので窓を開けるという方が多いかと思いますが、入浴時に窓を開けているとシャワーなどの水音が漏れ、のぞかれる危険性が高まるため注意が必要です。

 

■熊の他にも猿や猪などの動物出没の増加

前四半期では、冬眠から目覚めた熊が人里におりてきたため、冬に比べて急増の傾向にありましたが、この今四半期での増加は1.3倍と、増加は緩やかになっています。また、前四半期は熊の出没が目立ちましたが、今回は猿と猪の出没が増加し、前四半期の2倍となりました。動物出没は寒くなるにつれて減少傾向の予測にありますが、稲刈りの前など稲穂が実る頃は山から下りてくる動物もいるため注意が必要です。また、今年は全国的に天候が不安定だったため、動物たちの食べ物となる山の木の実が凶作の可能性があります。その場合は冬でも食べ物を求めて人里に姿を現す動物が増えることも考えられるため、今後も入山や山道運転の際は十分な注意が必要です。

 

不審者の特徴の傾向

 

 

■真夏の不審者の特徴は前四半期よりもさらに軽装の傾向

前四半期の春から初夏にかけては、半袖シャツ、Tシャツ、ポロシャツの夏物の衣服が増加しましたが、本格的な夏の季節になるとタンクトップや水着などさらに薄着となる季節物の衣服の増加が目立ちます。また、汗を拭うタオルやバンダナなど夏の小物類の増加も目立ちました。

次四半期からはマフラーやダウンやマスクなど、秋冬の装いの増加が見込まれます。不審者の特徴トレンドは季節の装いに合っているため、一見して注意するのが難しいため、不審な行為や行動で判断することをおすすめします。

 

■真夏の露出は上半身が増加傾向

前四半期に予測していた露出事件増加においても、予測通り増加の傾向が見られました。特に目立ったのが上半身露出です。次四半期は上半身露出は減少する予測です。下半身露出も寒くなるにつれて減少傾向ですが、一年を通しての事件数が非常に多いため冬でも注意が必要です。

 

不審者の特徴の色の傾向

 

■前四半期と同様で黒・白・青・灰色の特徴が多く見られる

不審者の特徴で最も多かったのは黒(48.3%)で、次いで2位が白(16.3%)、3位が青(9.1%)、4位が灰色(7.4%)という結果になりました。この順位は前回と同様の結果で、男性の服の基本色がこの4色ということもあり、絶対数は多いですが、不審者に特に多い色だとは一概に言えませんのでご注意ください。

 

■今四半期は暖色系が減少し、鮮やかな色が増加

今四半期ではピンクや白や水色など明るい色が増加し、赤、オレンジ、茶色などの暖色系は減少の傾向にありました。これは前四半期の予測通り、真夏になるにつれて明るい色の洋服へと変化しています。

 

■次四半期は冬のファッション傾向へ

秋から冬にかけては寒色系が減少し、暖色系が増加する傾向が予測されます。今四半期に減少していた赤やオレンジや茶色などが増え、ピンクや水色は減るでしょう。また、黒や青など基本色で絶対数が多いものは季節によって増減の幅は少ないです。

<前四半期から今四半期で増えた特徴を集めたアバターと減った特徴を集めたアバター>

 

発生時間の傾向

 

 

■前四半期の予測通り、今四半期はさらなる事件発生の時間帯分散が進む

前四半期(4月~6月)は季節の変動に伴い、日照時間が伸びたことや気温の上昇による夜間行動の増加をあげましたが、今四半期はさらに夜間や早朝の発生が増え、より事件の分散化が進みました。これは前四半期に予測した通り、どの時間帯でも事件が発生するようになったことが言えます

 

■のぞきの発生時間帯は20時~24時頃が最も多い

事件種別でも述べた通り、夏場はのぞきの増加が目立ちました。特に被害が多かった時間帯は、入浴や就寝前である20時~24時頃で、被害が少ない時間帯と比べると約5倍の事件数となります。事件数が少なかった深夜は就寝中の時間帯のため、のぞかれていること自体に気付いていない可能性もあります。これから寒くなる季節は窓を開ける時間も短くなると思いますが、施錠し忘れていると窓を開けられたり、住居侵入の事件につながったりすることもあります。窓を閉めていることに安心せず、施錠の確認をしっかり行うことをおすすめします。

 

■次四半期では声かけやひったくりなどが増加

。次四半期は夜間帯での事件発生は減少傾向となり、下校時である14時~18時が増加する予測にあるため、お子様がいる家庭では集団下校を促しましょう。特に声かけなど子ども被害が登下校の時間帯に増加する予測です。さらに冬場は受験シーズンに入るため、お子様の塾通いも多くなるとは思いますが、ひとり歩きにならないようになるべく保護者の方が送り迎えをすることをおすすめします。

また、早や夕など薄暗い時間帯を狙ってひったくりが増加する予測のため、バッグの持ち方などに注意して下さい。

 

 

※ガッコム安全ナビは、主に自治体や警察署等からの配信を元にしています。自治体や警察署によって配信ルールが異なるため、実際の事件傾向とは必ずしも一致していません。

※事件種別・特徴・特徴の色は、ガッコム安全ナビ独自のルールに則って仕分け・集計されています。

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